物件概要
- 意匠設計
- KOO Associates
- 用途
- 事務所
- 種別/規模
- S造/地上6階、地下1階
- 特徴的な形式
- 免震
- 延床面積
- 11,239.25㎡
- 所在地
- 大阪府堺市
- 竣工年
- 2025
- 担当者名
- 浅井伸之、米本孝志、田井和博、武部麻子
シマノ免震建築の集大成
「さらに新しいインテリジェント」をテーマに100年スパンを見据えた建物づくりを目指す思想の基、これまで施主の生産・研究・福利厚生施設の設計に弊社は携わり、新本社ビルはその集大成ともいえる建物である。
建設地と上町断層帯との距離は約1.0kmと近く、BCPと拠点機能維持を目的に、免震周期を十分に長く設定し、地震動の応答スペクトルのピークを外す狙いから、支承は接線周期6.0秒の球面すべり支承を採用した。さらに地震時のエネルギー吸収を考え鋼材ダンパーに加えてオイルダンパーを配置した。
上部架構においては、6階目隠しフレームを利用し鉛直ブレースを設け各階床を支えることで、1 階の四隅柱を抜いて開放感の確保を実現させた。
1・2階の石張り壁は、鉄骨造の水平変形に追従させるため、上階とは縁を切り床からキャンティレバーにて立ち上げたRC壁にリブ壁を設けて水平剛性を高めた。また、水平2,000㎝/s2(2G)の加振実験を行い、石張りが剥離落下しないことも検証した。
屋上には未来の空飛ぶクルマに対応したバーティポートを計画している。(現状は非公共用飛行場として計画) (米本孝志)